
カヤックを実際に選ぶ際に気にしなければならないのは、カヤックのタイプ、大きさ、重さ、価格です。
カヤックのタイプについては、シットオンカヤックとシットインカヤックがあり、バスフィッシングではどちらでもいいですが、もしバス釣り以外で海釣りもするならシットオンカヤック一択になります。
大きさは、大きい方が安定はしますが小回りは利きにくくなります。また、物理的な問題として、車積できるサイズと保管場所のサイズを測ってそれ以下のサイズにしなければなりません。
重さついては、1人で行くのか誰かと行くのかで持てる重さが変わってくるでしょうし、軽いカヤックで気軽に出したいのか、海釣りもしたいので多少重くても安定感を大事にしたいのかなど目的によっても考えなければなりません。
以上のことを踏まえて価格と予算を比べて考えるのが良いでしょう。
カヤックをカートップする場合、カヤックの全長が車の全長×1.1倍を超えてはいけませんので、注意してください。カヤックのサイズはフィートで書かれていることが多いですので1フィートは約30cm、12インチで1フィートになりますのでセンチに変換してください。
カヤック・パドル・PFD以外の物はこちらをご覧ください。
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(バス釣り)カヤックフィッシングにあれば便利な物の紹介
カヤックでバス釣りをするときに必要なカヤック・パドル・PFD以外の物で、できればあったほうがいい物、必ず必要ではないけれども、あれば便利な物を紹介します。 バスフィッシングにおすすめのカヤック・パドル ...
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バス釣りにむいたフィッシングカヤック・パドル・PFD
カヤック
パーセプション サウンド9.5

パーセプション社のサウンド9.5です。私の愛艇でもあります。人気だったサウンド10.5の弟分としてデビューしましたが、こちらも大人気のため、シーズン中は売り切れのことが多いのが難点です。
シットインカヤックでありますが、フィッシングカヤックらしくリアにクーラーボックスなどを置けるスペースとロッドホルダー、コックピット前には小物が置けるスペースがあります。
シットインカヤックは比較的軽いので、こちらのモデルは17kgしかなく、ドーリーなしで肩に担いで持ち運びできます。
底部のキールが3本あるのが特徴で、横風に流されにくく直進性に優れています。モンベルが代理店なので購入もしやすく安価なのでおすすめです。
重量17kg 全長:290cm 最大幅:71cm
パーセプション ペスカドールプロ10.0

シットオンのフィッシングカヤックです。ロッドホルダーやリクライニングシート、魚探の振動子を取り付けるくぼみなど、フィッシング用として完成しています。サウンドと同じくモンベルが代理店になっています。
重量26kg 全長:323cm 最大幅:81cm
ライオットカヤックス エスケープ12

安価で装備が充実したシットオンカヤックです。ロッドホルーダー4基と大型のクーラーボックスを置くスペースがあります。
こちらもモンベルが代理店になっていて安心して購入できます。
28.9kg 全長:366cm 最大幅:77cm
ハリケーンカヤックス スキマー106

シットオンカヤックでありながら重量17㎏しかありません。値段は少し高いですが、シットオンがいいけど、とにかく軽いのがいいという人にはベストな選択です。
17㎏ 全長:320cm 最大幅:81cm
ストリームジャーニー バラクーダ
コンパクトで22㎏と軽量なので持ち運びが楽なシットオンカヤックです。安価な割にロッドホルダーが4基もついています。なんとパドルもセットでついてきますので初心者にはうれしいカヤックです。
22kg 全長:295cm 最大幅:78cm
キャプテンスタッグ エアフレーム1
ご存知、新潟県燕三条のコスパメーカー、キャプテンスタッグのインフレータブルカヤックです。
フィッシング用のカヤックというわけではありませんが、バスフィッシングをするには申し分なく、カートップが出来ない場合でも車のトランクに収まり、収納場所がない場合でも室内でコンパクトに保管できます。(収納サイズ(約):81×43×21cm)
また、カートに乗せて電車でフィールドまで行き、川を下って違う駅から帰ってくる、水辺のキャンプで荷物に忍ばせておくなど、リジット艇には無い楽しみがあります。
私もセカンド艇として今一番欲しいカヤックです。
2バルブのダブル気室なので、万一空気漏れが起きても沈むことはありませんので安心です。シート、ハンドポンプ、補修キット、収納バッグがセットでついてきます。セカンド艇としてもおすすめです。
16㎏ 全長318cm 最大幅80cm
バス釣りカヤックフィッシングに適したパドル
パドルの選び方の目安
- 持ち手の棒の部分の名称がシャフト。水を掻く部分がブレード
- 幅が広いブレードがワイドブレード・狭いブレードがナローブレード
- ブレードの素材
- プラスチック:値段が安い、柔らかい、割れにくい、性能が低い
- グラス:値段普通、普通、割れにくい、性能が普通
- カーボン:値段が高い、硬い、割れやすい、性能がいい
- パドルの長さ:シットオンカヤック220cm~230cm、シットオンカヤック230cm~240cm
- ブレードの角度が違う角度についているパドルはフェザー。同じ角度でついている物はアンフェザーという。2ピースのパドルは取り付け角度を調整できるのでフェザーやアンフェザーどちらも選べる物が多い。
- フェザー:片方のブレードが水中に入っている時にもう片方のブレードが水面と平行になるため風の影響を受けにくい
- アンフェザー:手首を返す必要がないので手首を痛めにくい
MORGEN SKY
2ピースパドルです。ブレードの長さと角度が調整でき、この価格でブレードとシャフトがカーボンでできています。
210-220cm/220-230cm
キャプテンスタッグ
ピースのパドルです。シャフトはアルミでプラスチックにグラスが補強されたブレードがついています。ブレードにフックが付いていて、根がかりしたラインやルーアーの回収ができるフィッシング使用です。シャフトの長さ・角度がが調整できます。バッグがついています。
230cm~240cm(伸縮)
アルフェック ユーコンパドル

2ピースパドルでファイバーグラスのシャフトにプラスチックのブレードです。
220m 230cm
ADVENTURE TECHNOLOGY (ATパドル) エクソダス フィッシュスティックス

2ピースパドルです。シャフトはカーボン、アラミド、ファイバーグラス、ブレードはウレタンフォームコアファイバーグラスです。迷彩柄がバスフィッシングにピッタリです。
220cm 230cm 240cm (+5cmまで伸長可能)
カヤックフィッシングにむいたPFD(ライフジャケット)
カヤックフィッシングをするにあたってPFD(ライフジャケット)の着用は必須です。これだけは絶対に守らなければなりません。また、自動膨張式のライフジャケットでは再乗艇が困難で、カヤック用ではない浮力体の入ったゲームベストなどもパドリングの妨げになるなど、使用感が悪いのでカヤック専用品を使用しましょう。命に係わる装備だけに高級なものでなくてもしっかりとした物でサイズがあったものを選ぶようにしてください。
モンベル アングラー

モンベルのカヤックフィッシング用のPFDです。パドリングやキャスティングがしやすいように肩回りがすっきりしていて、背中の浮力体が背もたれにあたらないように工夫されています。
【サイズ】S/M(72~92cm)、L/XL(92~113cm)(胸囲表示)
【浮力】7.5kg(S/Mサイズ)
MTI ドラド
安心の高階救命器具のMTIブランドです。カヤック用に、浮力体が背もたれにあたらない構造で、ナイフなどのツールポケットなども装備しています。
低価格で初心者にはもちろん、しっかりとした装備として間違いない品質です。私も長年使用しています。
浮力:15.5ポンド以上 サイズ:XS/X・M/L
LITTLE PRESENTS カヤックフィッシング PFD III
シートとの干渉をしないよう、背中の下半分には浮力体が入っていない、カヤック専用のPFDです。
フロントポケットは、ルアーフィッシングで定番のメイホウ3010のケースが、左右にひとつづつ入ります。
また、浮力体を取り外してネットに入れて洗うことができます。
サイズ:フリー
浮力:5.5kg